-- 戦略級機動兵器の秘密 --
この物語に登場してくる戦略級機動兵器ですが、STAGE1・4・ラスボスのそれぞれの機体って、形状がなんとなく似てますよね?

実はここに出てくる各種機体のパーツは全部1面のボス「ジャグラー」のパーツだけで作られてるんです!

例えばSTAGE1のボスの脚と、STAGE4、ラスボスの腕の部分って、形状が一緒じゃないですか!?
これらは同じパーツを利用して作成されていて、もっといっちゃいますとラスボスのしっぽにいたっては、ステージ2の海蛇で出来ているんですよ!?

もう内部告発しちゃいますけど、これってすっごい手抜きじゃないんですか!?

ということで、色々聞いてみました。




ガンハウンドがEXになる前はステージ4とステージ5は順序が逆だったそうです。 逆だったので、陸上戦艦面が最終ステージで、ラスボスは陸上戦艦そのものだったんですって。

戦艦がボスってのはよくあることなんで、それをラスボスのつもりで初代ガンハウンドをリリースしてみたところ
「これでおわり!?」「なんだよコレ?」「陸上戦艦を倒したら、そこからラスボスがババーンだろ!」っていうご意見をたくさんいただいたようです。

開発ディレクターとしては「え?え?そうなの?でも、よく考えたら、それもそうだな。ホントすまんかった!」と思ったらしいんですが、すでにリリースされたあとで プログラムの更新はできるものの、グラフィックデータの更新が出来る仕組みをもっておらず、 正月の3日間悩みながらありものの素材をさんざんパズルのように組み合わせた挙句、崩れゆく戦艦から「ババーン」と出したのが
今の4ボス(エスペランザ)だったのです。。

「でもEXではたくさんグラフィック追加してるじゃない?
ラスボスまで一緒なのはなぜ?」


「エ、エスペランザも、もう・・mk2だし、肩もちょっとトゲがあるし!!ふ、普通じゃないんですか!?」

って、言ってました。
汎用的に使用可能なパーツで構成された、開発と、おサイフにやさしい存在。それが戦略級機動兵器なんですよね!!

-- ハウンド隊の機体名 --
「ガンハウンド」。これはプレイヤーキャラの所属する部隊の名称ですが、ではガンハウンド隊が使用している機動兵器の名称は分かりますでしょうか。

正式名称は「80式機装兵Gn-120HD Mk2」。愛称は「ティーガー44」と命名されています。これは戦史上有名な戦車にも同様の名前がありますが、地上最強の兵器を目指してこの愛称がつけられました。
この正式名称はPSP版「機装猟兵ガンハウンド EX」の限定版パッケージに付属するブックレットに記載されています。

ちなみに80式は「エイティー」と読むんですって。最初に機装猟兵を運んでくるヘリは「エイティフライ」、プラント内の砲台は「対エイティ砲」というらしいです。

発音をエーティーっていうと色々問題があるので、気をつけてください、とのことでした。
基本スペック等詳しい設定もありますが、そちらは是非ともPSP限定版を手に入れて確認して頂ければと思います。

-- 愛すべき?敵キャラ達 --
STAGE4にて登場しました陸上戦艦の女性艦長。実は元々ヒゲを生やした初老の男性がキャラとして設定されていました。
それが女性艦長となったのは、EX製作中の声優さん達によるボイスレコーディングに取り掛かる直前。ソフィア役の相沢 舞さんにセリフを収録して頂くことができました。
メガネを掛けた女性キャラの死はちょっと残念だったかも?

-- ガンハウンド、その歴史 --
ガンハウンドの戦場となるヴェルトニア。この国は東南アジアに位置する君主制(王政)国家でしたが、ニュートロンポリマーの採掘が可能な地域に存在していた事からこの国の悲劇が始まりました。

ストーリーは説明書サイトやゲーム本編でも確認できますが、ここではガンハウンド隊が所属する「NEU」、そして敵勢力となる「EAU」という存在について、もう少し詳しく整理してみましょう。

「NEU」
21世紀に入り経済問題・民族問題で分裂する事となったEU(欧州連合)の東欧側の所属国と、旧ソ連所属国からなるCIS(独立国家共同体)が国家連合を形成。
その後中華圏も吸収し、ユーラシア大陸最大の国家となります。
その為、人種は東欧・ロシア・アジア系の人々が多く、ガンハウンド隊のユウリやミハイル隊長もアジア、ロシア系の出身です。

「EAU」
EUが分裂するきっかけとなった「ヘネラール戦争」で敗北した東欧以外の旧EU所属国の内、南欧を中心にして結成された国家連合です。
その面積はNEUと比較して小規模ですが、隣接するアフリカ経済圏の繁栄を受け戦後復興に成功。世界経済に大きな影響を与える存在となりました。

今回の戦いの舞台となるヴェルトニアは、君主制と維持したい王政派と民主主義制に移行したいレジスタンス派との内戦に
それぞれ「NEU」が革命派に、「EAU」が王政派について代理戦争にまで拡大させた形となります。

政治的主義主張の争いは、軌道エレベーターの開発に成功した未来になっても延々と続いているわけです。


-- ノーマルからEXへ、ストーリー編 --
「機装猟兵ガンハウンド」。その始まりは2009年にパッケージにて発売されたWindowsPC向けのゲームです。

R35世代をターゲットにしたこのゲームは4年の時を経て「EX」へと進化し、ストーリー・キャラクターも大胆に変更されました。
その為、ノーマルのパッケージ版説明書に記載されたかつてのストーリーを紹介し、EXとの違いを知って頂ければと思います。

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地上での覇権争いが宇宙にまで進出し、世界は混乱を極めていた。地上では統合政府を樹立させることにより、地球人の意思を統一しようとする運動が盛んになっていた。
それは宇宙に移民した者との確執の表れでもあった。
地上では統合政府樹立に際して各地で内乱や覇権争いなどが頻発し、類を見ない混沌とした状況が続いていた。

そんな中、アジアの片隅にある国「カオス」は、統合政府樹立を目指す統合軍と、あくまで独立を叫ぶ王国正規軍とに分かれ、内乱状態にあった。
カオスはまた、無限の力を秘めた新エネルギーである「ニュートロンポリマー」の有数な原料産出国でもあったため、新兵器を投入する統合軍と、統合軍に反対する他国の援助を受ける王国正規軍との激しい争いの渦中にあった。
カオスは新兵器の実験場となり、内乱の域を超える、激しい戦火にさらされていたのである。

カオスにある統合軍の拠点は、王国正規軍の移動式ニュートロンポリマー砲台となる巨大陸上戦艦”トレッドトータス”によって、次々と襲撃された。
その際、ニュートロンポリマー施設も襲撃され、多くの犠牲者を出した。統合軍はこの進行を妨げるべく、近接攻撃に長けた機装猟兵「ガンハウンド」による対艦部隊を組織し、ドレッドトータスの本拠地侵攻に対抗する作戦を実行に移した。

そして、ガンハウンドを操る3人の兵士たちの戦いが始まる。
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ノーマル版では宇宙に住む人々と地球に住む人々が存在し、カオスという国で地球に住む人々の内乱を舞台にしていたのです。
また「ガンハウンド」も機体の名称となっており、EXで部隊名へと変更されました。
ニュートロンポリマーは物語のキーとなる用語そのまま、EXでも重要視されています。

-- ノーマルからEXへ、キャラクター編 --
前回はノーマル版のストーリーを紹介しましたが、今回はキャラクターについて紹介します。

ノーマル版では漫画家の「雑君保プ」がキャラクターデザインを担当、EXでは「桃山のい」によりキャラクターデザインがリブートされています。

また、キャラクター名称もその成り立ちもEXで大きく変化しています。今回はノーマル版の主要3キャラクターの成り立ちについて紹介いたします。

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イライザ・テイラー
統合軍少尉。巨大戦艦”ドレッドトータス”によるニュートロンポリマー施設襲撃後、パープル小隊に編入される。カオス内乱の際、ヨーロッパの企業(武器商人)より傭兵として派兵された。愛称はライザ。


リュウザキ・シン
統合軍大尉。パープル小隊長。対艦猟兵小隊を率いて”ドレッドトータス”と対峙する。”ドレッドトータス”により襲撃を受けたニュートロンポリマー施設の唯一の生存者だが、同時に婚約者を失う。愛称はザキ。


バティスタ・アーバス・フィッシャー
統合軍軍曹。パープル小隊所属。”ドレッドトータス”によるニュートロンポリマー施設襲撃以来、行方がわからなくなった父親を追って地球にくる。愛称はバツ。

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ライザはEXでのユウリに相当するキャラクターですが、ユウリが正規兵なのに対して、ライザは傭兵となっています。
ザキはEXでのミハイルに相当するキャラクターですが、恋人を失っているという悲劇を背負った存在です。また名前から日系人のようですね。
バツはEXでのキッドに相当するキャラクターです。ゲーム中での立場はキッドと変わらずですが、父親を探すという目的で行動しています。
また、EXでは「ハウンド小隊」に対し、ノーマルでは「パープル小隊」です。これも大きな違いの一つですね。

ガンハウンドの原点となる物語、如何でしょうか。ノーマル版は現在、ダウンロード販売が行われています。EXと共に興味のある方は是非とも販売リンクから購入サイトへとアクセスしてみてください。